珈琲で探る多文化共生

国際フェスティバルの企画会議後、クラブハウスに戻りブレンドコーヒーをたてて一休み。
以前福井にいらしたベトナムのFさん家族からの贈り物ベトナムコーヒー。(いつも気にかけてくれてありがとう。)

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ベトナムコーヒーといってもよくあるバニラの香りの強いものではなく、深入りの豆だけを焙煎した香り高いコーヒーである。

そして、先日アイルランドのメンバーさんEさんがアイルランドのコーヒー屋さんから送ってもらったルワンダのコーヒー。浅煎りで豆は小さめ。(コーヒー手配ありがとう。)

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それぞれに飲むとベトナムコーヒーは苦くしかしすっきり感があり、アイルランドのルワンダコーヒーは酸味が強い。

これをブレンドして飲んでみよう…

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酸味が得意ではないためベトナム3:アイルランド1の割合でいれてみよう。

温度は87度、2分半後、できたコーヒーをカンボジア国際空港のスターバックスで購入した小さ目のカップに入れすーっと口へ運ぶ。

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ふむふむ。苦めだがすっきりボディにオシャレに酸味が残る。

日本の素敵な田舎町ふくいの一角で日本人によってベトナム、アイルランド、ルワンダの4つのルーツが融合し、こんなに飲みやすいコーヒーが出来上がった。

隣のマレーシア料理店で日曜日だけカレーを販売するスタッフとお客様にも味見をしてもらう。

「おおおー」という声とともに笑顔が生まれ会話が弾む。

豆を生産している人、焙煎、販売、消費者など関わっている人たちには生活があり文化、想いがある。地球を半周、一周してふくいでつながった。

そんな事をイメージしながら平和を願い日々の仕事に戻のである。